古月のおと

furutsuki.exblog.jp ブログトップ

皿倉(日枝)-中山 ライン


皿倉(日枝)-中山 ライン

中山寺 (宝塚市)」の話題の折に、比叡山(日枝山)-中山寺-六甲山 のラインを紹介しました。夏至日出-冬至日没線であり、天香香背男=天手力男意気続々流住吉大神や松尾大神に関連するラインでした。

はて、日枝と中山、遠賀川水系にもあったような・・松尾大神も筑紫胸形坐中部大神だし・・というわけで、遠賀川水系で対応するラインを探してみました。 もうひとつの 日枝-中山ラインです。

a0351692_12284816.jpg

北九州市八幡東区に「山王(さんのう)」という地名があります。山王信仰が根付いている土地です。皿倉山を日枝山として崇めます。山王の南に石鎚神社があります。山王の北には、大宮、枝光の地名があります(枝光八幡宮のご祭神は武御名方命)。皿倉山は、古来、山伏が修行の場としてきた山で、現在でも皿倉山から英彦山までの山道を3日間掛けて歩く修行などが行われています。皿倉の名称は、神功皇后以降との伝承です。

その皿倉山から鞍手の中山(剣岳, 御山)まで 夏至日出-冬至日没線 が引けます。ライン上に、山神宮、梅咲天満宮、鷹ノ口おだ山、熱田神社などがあります。延長していくと竹原古墳に至ります。筑紫の加茂も近いですね。 それから中間市辺りは、古代は胸形です。 何を表しているのか詳細は不明ですが、なんとなく意味深げなラインです。

応援ありがとう。ポチっとね.
にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村

[PR]
by furutsuki_oto | 2017-01-29 12:32 | 鞍手・宗像 | Comments(6)
Commented by まーりん at 2017-01-29 18:46 x
夏至日出と冬至日没を結ぶラインとは面白いですね。冬至日の出ラインとか、単独のラインじゃなくて。
そこに並んだ神社群。電線があるからスズメがとまっているのか、仲間のスズメ同士が集まっているのか・・・笑

ところで、夏至の日の出と冬至の日没を選んだ理由がおありですか? 祭祀線を引くとき、夏至の日没、冬至の日の出も同様の対象となりうると思いますが・・・
Commented by furutsuki_oto at 2017-01-30 00:42
夏至の日の出のレイラインと 冬至の日の入(日没)のレイラインというのは向きが逆なだけで幾何学的な直線としては一致します。 観測点を決めれば冬至日出ライン(夏至日没ライン)も決まるわけで、例えば、鷹ノ口おだ山が観測点なら冬至日出は福智山、夏至日没は戸田山になります。 京都の場合もそうですが、少しずつ夏至の日の出方向へずれて新しい中心が置かれていくようにも思われます。なぜこちらの祭祀線だけを選んだかといわれれば、それが理由です。 梅咲天満宮を中心に据えても興味深い図形が見えてきます。まあ、そのうちにご紹介します。
Commented by furutsuki_oto at 2017-01-31 12:32
竹原古墳は、諏訪神社と書くべきだったかも。
Commented by furutsuki_oto at 2017-02-04 11:29
図中「中山」と書いたのは、中山のまちではなくて、「剣岳」山頂です。
Commented by furutsuki_oto at 2017-02-11 15:13
山王(さんのう)は中国天台山の鎮守「地主山王元弼真君」に倣った天台宗の信仰で、日吉大宮権現、垂迹神は大山咋神なんですね。メモメモ。
Commented by furutsuki_oto at 2017-03-05 18:10
山王信仰の盛んなほかの地と比べてみようと思い、二田物部の足跡も残る北陸・越後で山王さん(日枝神社)を探して地図を見ていたら、富山の日枝神社近くに猿倉山(さるくら)がありました。ということは・・皿倉も元は猿倉?
line

古月 乙彦 のブログ  神社とか星とか 古代のロマン.    Since 2016.1.22


by 古月 乙彦(ふるつき おとひこ)
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31