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山神宮周辺(香月西)


山神宮周辺(香月西)

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皿倉-中山ライン上の神社・遺跡をみていっています。ここは八幡西区香月西の山上宮周辺です。斉明天皇が行宮をおいた岩瀬宮址の南東2.5km程のところです。

「山神宮」のご祭神は大山積神(おおやまづみのかみ)、鳥居には昭和9年11月3日建立とあります。今は廃墟のように荒れています。貝島太助が明治29年に開いた旧 大辻炭砿に関連して祀られたもののようです。なんだ新しいのかと思わないでください。ここには江戸時代すでに香月炭鉱がありました(香月や垣生の石炭は、江戸時代初期には知られていたようです。また、元禄3年(1690)オランダ東インド会社の エンゲルベルト・ケンペルが書いた『日本誌』で木屋瀬,黒崎の石炭が紹介されていたことが、シーボルトの『江戸参府紀行』に出ているそうです。)。 すぐ東に吉祥寺と吉祥寺公園があります。また目の前の光照寺一丁目で弥生時代の環濠集落址である「光照寺遺跡」が出土しています。

「光照寺遺跡」では竪穴式住居跡のほか、剣、土師器、瓦器、舶載青磁、白磁、石庖丁、小型内行花文倭製鏡、銅製鋤先などが出ました。弥生時代にすでに土師氏が居て採掘を行っていたようです。ここは古代から知られた古い鉱山だったのです。そうそう、土師氏の祀る吉祥天は七面天女=多紀理毘売でしたね。

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# by furutsuki_oto | 2017-02-19 11:32 | 鞍手・宗像 | Comments(0)

道中 松隈の 磐座


道中 松隈の 磐座

宗像大社社伝や鞍手の神話伝承では、三柱の女神は六嶽(むつがたけ)に降臨したといいます。日本書紀には「即以日神所生三女神者、使降居干葦原中国之宇佐嶋矣。今在海北道中。号曰道主貴」と記載があるのですが、鞍手では六嶽に降臨した三女神は、宇佐島、道中をへて400年くらいかけて赤間方面へと移動していき、今の宗像大社の場所に落ち着いたと伝える方もいます(あくまで聞いた話です)。宇佐島は六嶽の麓にかつてあった字で、いま宇佐寺があります。道中は、いま鞍手町に「道中交差点」というのがあるのですが、神崎の東から松隈・浪内あたりの細長い一帯のことも道中と地元の人々は呼びならわしています。鞍手町の剣岳の北の麓の中山の新橋から北が海中であったとき、ここが重要な交通路だったのだろうということです。

つづきがあります。私が中学生の頃(40年近く前)、鞍手で聞いた話では、三女神を祀る一派は分かれて到津荘のほうへもいったとも。小倉の香春口に近いところです。 さらに、私が高校生の頃、八幡にお住まいの宇佐一族の方から聞いた話では、到津より香春へ、そこから更に行橋、中津となんども遷宮してのち豊後の宇佐に落ち着いたとききました。中津の薦神社が宇佐神宮の元宮のひとつとも。こういう口伝はどこまで裏がとれているのでしょう。

ところで先ごろ、「松隈」は、宇佐宮の玄関口という話を知りました。宇佐託宣集によると、養老四年(七二〇)大隅・日向の隼人が反乱した際に八幡神自ら打ち取った隼人の首が埋められているということです。宇佐神宮の元宮の中津の薦神社の創建は承和年間(834-848年)だそうですが、そうすると、中津時代よりも更に前の宇佐社の脇にあった松隈の話なのかもしれません。そういえば、小学生の頃、鞍手の松隈の友人が武将の首が埋まっているという話をしていたのを聞いたことがありましたがその頃は何のことやらと聞き流していました。

しかし思い出したことがあります。 鞍手の道中の松隈・浪内に古月中学校がありましたが、その校庭には巨大な岩がありました。小学生がふざけて岩に乗ったらこっぴどく叱られてましたが、一度に五人ほど上っていたので、4~5メートルはあったろうと思います。最近、昔の航空写真にアクセスできるようになったので、確認できるかなと思って探してみたらありました。これです。

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赤丸で囲ったところに巨石がありました。当時、これは何かと教頭先生に尋ねましたら、学校を建てるまえからあった。三つほどあったが置いておけないので一部のみ残した。というような話でした。古月中学校は、丘のうえにありました。今思えば、古月中学校はちょっと変わった立地で、正門は急峻な石段(三十段以上四十段くらいはあったかと記憶)を上ったところにあり、大きな御影石の石柱門がありました。今ならわかります。この巨石は「磐座」だったのですね。今はもうありません。


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# by furutsuki_oto | 2017-02-14 00:18 | 鞍手・宗像 | Comments(0)

布留神社・龍神社 (鞍手町古門)


布留神社・龍神社 (鞍手町古門)

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1930年の鞍手町北部の地図をベースとして、主要な土地の字(あざ)を書き込むとともに、古物神社に合祀されている 剣神社の元宮、布留神社の元宮、龍神社の元宮、消滅してしまったお宮などを書き込みました。

古門の剣神社の上宮は、龍神社だったのでした。 古物神社に合祀された龍神社の祠は、るなさんと七色さんと古物神社に参った際にも確認しました。

古野谷の北側には、秦氏が住んでいたと聞いていました。実際、秦氏の信仰する神様の神社が集中していました。 松尾神社、弥勒神社、保食神社がありました。ここは、宗形のうちでした。

上の地図に出てくる地名で、金銀宝飾が出土した遺跡・古墳について、追記しておきます。

古門松ヶ元6号古墳 銀環(耳飾り)x2、碧玉製管玉、ガラス製玉類、土玉 (首飾り)、須恵器

古月横穴 金環(耳飾り)x5、銀環(耳飾り)x3,、他17、メノウ製勾玉、タマキ貝製腕輪(釧)、玉類(首飾り)、馬具, 滑石製紡錘車、直刀, 鉄剣, 鉄鏃, 須恵器, 土師器

向山古墳群(1号墳・4号墳) 銀環(耳飾り)x1, 銅製耳飾りx3、土玉(首飾り)、紡錘車、須恵器、土師器

神崎2号墳 内行花文鏡片、鉄斧、須恵器、土師器、土器28

※ 地図は、筒井 甫 先生の本のとも突合せましたが、おかしな点があればコメントでご指摘ください。

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# by furutsuki_oto | 2017-02-13 00:29 | 鞍手・宗像 | Comments(2)

1930年の鞍手町北部の地図


1930年の鞍手町北部の地図

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市町村合併前の古月村、虫生津村だった時代の1930年の鞍手町北部の地図を入手しました。(なんと横書き文字が右から左です。)

市町村合併後の地図では、住所表記において小字(こあざ)が消えてしまったばかりか、村名が大字(おおあざ)になって本来の集落の字(あざ)とは違う場所に字名が記入されたりして、神話伝承を土地の字と結びつけて説明するのにややこしい事態になっています。また古い地図を使うと炭鉱開発による陥落地や、ため池の埋め立ての影響もなくなります。そこで、この古い地図をベースに古地図に載る字名を追加して、鞍手神話の伝承説明に使おうと思い立ちました。

作業はこれからですが、とりあえず、入手した地図を貼っておきます。 虫生津、掛津、松隈などは、これが土地で呼ばれる字の本来の位置です。なお、「春日」(かすが) と「道中」(どうちゅう) は少しひろい地域を含みます。木月の東の低地や浮洲(ふしゅぅ)池の南の低地、さらに金丸炭鉱の西の低地も「春日」のうちに入ります。浪内や松隈も「道中」のうちです。それから「中底井野」も広い地域名です。浅木宮の境内には "此処ハ中底井野" という石碑があります。もともとの中底井野は、遠賀町の一部と中間市の一部にまたがっています。


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# by furutsuki_oto | 2017-02-12 17:49 | 鞍手・宗像 | Comments(1)

梅咲天満宮(香月)


梅咲天満宮(香月)
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香月電停の目の前にあります。梅咲天満宮です。
所在地は、北九州市八幡西区楠北3丁目14

皿倉(日枝)-中山ライン上の社寺を順にみていっています。

いまでこそ 天満宮 になっていますが、この形、古墳ですよね。

香月の地名の由来は、小狭田彦が日本武尊を歓待した折に日本武尊が詠った次の歌と伝わっています。
「あな楽し、花の香り月清きところかな。今よりこの地を香月のむらと名づくべし」

香月は、もとは葛城と書いたとか。「香月氏」は、神功紀に出て来る「葛城襲津彦」の末裔だそうです。

梅咲天満宮は、まだ紹介していない別の五芒星のらせんと関わっていますが、それはまた後日。


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# by furutsuki_oto | 2017-02-11 01:03 | 鞍手・宗像 | Comments(0)
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古月 乙彦 のブログ  神社とか星とか 古代のロマン.    Since 2016.1.22


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