十二神将
久しぶりに 夢を見ました。 「十二神将」だそうです。
十二神将? 奈良の新薬師寺の十二神将なら有名だし、何度か見に行ったことがあります。
でも京都だそうです。 調べてみたら「東寺」にありました。
六角形の台の上に、輪になって並んでいるようです。
東寺、空海ゆかりのお寺ですね。東寺の十二神将は、桃山時代のものだそうです。
もうひとつ、広隆寺にもありました。こちらは、平安時代のものだとか。
そういえば、松尾山を頂点とする東に開いた正三角形と、朱雀(すざく)を頂点とする北に開いた正三角形が、比叡の神蔵山を共有していました。
ん? 正方形の四辺にそれぞれ正三角形の一辺が重なるように 四つの正三角形を重ねると、十二の交点が円形に並んで浮かびます。そんな 算額 を見たことある気がします。
この形を地図に当てはめてみます。 朱雀を頂点とすると、三角形の大きさが微妙にことなります。
形優先で かまわず 地図と重ねると、頂点こそ朱雀ではありませんが、
寺がいくつも図形の特徴点に載ってきます。
下向きの三角形の頂点が城南宮になっています。
そんな三角形があるとも聞いたことがありました。
主要な交点に有名どころの社寺がビタっとのってきます。
六角形の中に、十二の印、その中に八法輪(八剣紋)が浮かびました。
広隆寺も十二の印のひとつになっていますね。
おや、龍安寺 や 下鴨神社 も 六角形の辺の中点方位にのってきますね。
結界のようです。 中心から見て真東 は、八坂神社です。
そういえば、八坂神社の三基の神輿は、八角形と六角形と四角形でしたね。ヒントは至るところにあったのですね。
中心は、「元祇園(もとぎおん)」とも云われ、現在の八坂神社の古址にあたります。今そこには「梛神社(なぎじんじゃ)」があります。もともと祇園社は「牛頭天王(ごずてんのう)」を祀り仏教的なものでした。
ちなみに、蔵王堂(ざおうどう)は、祇園祭の馬形稚児を出す國中神社(くなかじんじゃ)の旧地です。
城南宮(じょうなんぐう)は、この地にあった式内社・真幡寸神社(まはたぎじんじゃ)に桓武天皇の平安京遷都のさい、京城の南を擁護する神として国常立尊を併祀、京城の南ゆえ城南宮を称したとのこと。
神社やお寺で、斜めに傾いた 正三角形や二等辺三角形の配置を見つけたら、それを囲む 六角形や 四角形を探してみると面白いかも。